はじめてお菓子を食べたときの、
ピュアで宝石のような思い出。
スプーンの上の幸せに、
思わず笑みがこぼれた、あの頃。
そんな素敵な体験を、
もう一度お届けしたい。
わたしたちがつくるのは、
日本人には馴染みの深いお菓子たち。
素材に秘められた魅力を息吹かせ、
甘美を追求するお菓子の"職人"の技が、
伝統的なお菓子を
極上で繊細なものに仕上げます。
日常からすこし離れた、
お菓子を囲む「ひといき」。
皆様の時間が、
豊かで素晴らしいものになりますように。
菓子創りは、小さな拘りの積み重ね
その菓子にふさわしい素材を選び、
それを最適な方法で加工して
組み合わせることで、
「自分の味」が生まれます。
ひとつひとつの作業を見れば
小さな違いかもしれません。
しかし、それを熟慮・吟味し、
こつこつ積み重ねることで
仕上がりに大きな味の違いが生まれ、
オリジナリティが表現できるのです。
なぜそのパーツや構成が生まれるのか、
なぜその様に創るのか
どうやって味を深め、
コントロールするのか、
そうした職人独自の理論や感覚・工夫にこそ、
「菓子の本質」は隠されています。
菓子職人 大井 敦史
